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  • Chie

北海道『初夏のインド音楽会』のご報告


初めて北海道へ演奏に行かせていただきました。

ほぼ10年前くらいにバラナシで出会ったドゥルパド声楽をその当時に習いだした中井すがたちゃん。

お互いなかなかタイミング合わず会うことは少なかったけど、ずっとそのまま音楽を続けてました。

今回はそんな彼女が発起人となり、共演者、北海道の皆さんの協力のおかげで素敵な北海道ツアーになりました。

6月中旬。まさかの12度。

大阪から北海道へ向かう時、フライト時間少し前に集中豪雨と突風がきて、待機していた4便中3便が欠航になり、私たちの便は遅延はしたものの奇跡的に飛んでくれました。

翌日の演奏会は札幌のOKUIMIGAKUギャラリーさん。

奥井理(おくいみがく)さんの命が溢れた作品

会場はバックが大きな窓で外の木々が見える開放的で気持ちよい空間。

この日は雨と風でしたが、たくさんの方が来て下さいました。

あるお客さまはコンサート後、風に揺れる木々がまるで演奏とリンクしているように揺れていた。と教えてくれました。

翌日はわたしの日本の先生南沢さんやインド音楽の先輩たちがお世話になってる玲子さんのお家へ遊びに行きました。

そこでインド音楽家がみんな撮っているという『遥かなる印度音楽への旅路』掛け軸と写真。

この掛け軸と撮るとみんな雰囲気のある良い写真になってる。

残念ながらこの日はシタール持ってなかったけど、ほら、なんか雰囲気のある写真になってない?

写真はかなめさんが撮ってくれました。

それから北海道ならでは、美味しい寿司へ連れて言ってもらったり。

人生初エンガワ。オイシイ♡

そしてすがたちゃん、玲子さん、かなめさんと女子4人で観光。

わたし女子4人でドライブ観光とか人生初で、嬉しかったー

まずは神威岬へ。神威(カムイ)とは、アイヌ語で神様。

昔は女人禁制の地だったようで、その道を進んで岬の先へと細い道を進みます。

自然の力、神様の力を感じる場所。

それからお昼を食べて、洞爺湖を目指して出発。

北海道はアイスクリームが美味しい!らしくて、

道すがらにあるアイスを食べよう!と4人で盛り上がりアイスを販売している牧場へ。

みんなでワイワイして着いたら、まさかのCLOSEの看板。

お姉さまが『ちえちゃん、大阪から来たのにって言ってみたら?』と言ったので

窓を開けて冗談で『大阪から来たのに~』って言って帰ろうとしたら

牧場の方が後ろから走って来て、見たら両手で大きな丸!

みんながオススメしてくれたのがわかる。めっちゃ美味しかった。

その後コーヒー飲みたいね。となり道すがらのお店、冒険家族へ。

なんとなく、閉まってる雰囲気。

またお姉さまの『大阪から来たのにって言ってみたら?』の一声で、お店へ入ってコーヒー飲めますか?と聞いてみた。

ちょっと無理かなーって感じだったから

魔法のコトバ『大阪から来たのに~』を使ったら、そんなん言われたらフニャフニャになっちゃうなー。と優しい店主さん。少し待ってね。と言って白樺樹液コーヒーを作ってくれました。

学校を改装したお店

冒険家族の優しいオーナー阿南さん

そして女子4人は洞爺湖を目指します。

少し曇り空になり、山道のようなとこを走っていて、洞爺湖が木々の間から左手に見えました。

まるで龍が出そうな。

『龍出てくれたらいいのに。大阪から来たのにー』と冗談で言ってたら、

次の視界がひらけて洞爺湖が見えた時、山の谷間から長細い雲が龍のように伸びてて。

あれは龍。

洞爺湖を見られる天空にある露天風呂へ。

奇跡の1日でした。

そして、最終日の演奏会は札幌のいただき繕さんにて。

この日も雨でしたが満員御礼となりました。

演奏後は美味しいオーガニックヴィーガンのご飯をいただきながらみんなで楽しくお話し。

オーナーの律子さんのお人柄も本当に素敵でした。

素敵な写真は山田秋さんより。

いただき繕オーナーの律子さん

あっという間の1週間。

北海道の大きな空と大地。素晴らしいところでした。

本当にありがとうございました。

<共演>

ドゥルパド声楽  中井すがたちゃん

タブラー奏者   黒田真介さん

バーンスリー奏者 清水一貴くん

<会場>

OKUIMIGAKUギャラリー http://www.okui-migaku.or.tv

いただき繕        http://itadakizen.com/sapporo/

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